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  1. 山形市議会 1996-12-09
    平成 8年決算委員会(12月 9日)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成 8年決算委員会(12月 9日)   平成8年12月9日(月曜日) 〇出席委員(38名)        石 澤 秀 夫 君    高 橋 啓 介 君        豊 川 和 弘 君    渡 辺 弥寿雄 君        高 橋   博 君    金 峰 聡 和 君        澤 渡 和 郎 君    斎 藤 淳 一 君        加 藤 賢 一 君    高 橋 伸 行 君        渡 辺 ゆり子 君    加 藤   孝 君        石 沢 忠 八 君    竹 田 和 義 君        高 橋 民 夫 君    鈴 木 善太郎 君        長 瀬 洋 男 君    佐 竹 盛 夫 君        峯 田 豊太郎 君    阿 部 喜之助 君        高 橋 嘉一郎 君    佐 藤 義 久 君        酒 井 靖 悦 君    荒 井   啓 君        佐 貫 宏 一 君    小野寺   建 君        尾 形 源 二 君    会 田 邦 夫 君        渡 辺 秀 夫 君    枝 松 昭 雄 君        武 田 一 夫 君    佐 藤   稔 君        浅 野 泰 孳 君    深 瀬 悦 男 君
           渡 辺 卓 弥 君    加 藤   正 君        宝 沢 啓 輝 君    中 村 幸 雄 君 〇欠席委員(1名)        阿 部 豊三郎 君  ――――――――――――――――――― 〇説明のため出席した者   市長      佐 藤 幸次郎 君  助役      山 口 寿 男 君   収入役     今 野 和 子 君   総合政策室長  斎 藤 健 司 君  総務部長    市 川 昭 男 君   財務部長    鈴 木   啓 君  市民部長    村 田 善 隆 君   環境部長    寺 崎 琴 雅 君  福祉部長    横 倉 明 雄 君   産業部長    岸   善 明 君  建設部長    垂 石 定 敏 君   都市開発部長  小野寺 重 志 君  下水道部長   丹 野 長四郎 君   消防長     相 良   憲 君  済生館事務局長 山 川 正 雄 君   水道部長    黒 沼 吉 男 君  教育長     後 藤 和 弘 君   選管委事務局長 三澤 與右エ門 君  代表監査委員  奥 山   漸 君   監査委事務局長 木 幡 五 郎 君  農業委事務局長 安 藤 昭 夫 君  ――――――――――――――――――― ◎午前10時 開会 ○渡辺弥寿雄委員長  これより決算委員会を開きます。  欠席通告委員は,阿部豊三郎委員であります。  それでは,議事に入ります。  本委員会に付託されました,議第87号平成7年度山形市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  ――――――――――――――――――― ◎提案理由の説明 ○渡辺弥寿雄委員長  この場合,当局の説明を求めます。今野収入役。 ○今野収入役  ただいま上程されました「平成7年度山形市一般会計及び特別会計歳入歳出決算」につきまして,その概要をご説明申し上げます。  はじめに,決算書2ページから11ページまでの一般会計歳入から申し上げます。  まず,10ページ及び11ページでございます。歳入合計についてでございますが,予算現額は808億4,855万210円,これに対しまして,調定額は,827億8,179万6,807円となり,このうち収入済額は,815億2,143万4,137円となりました。  また,予算現額と収入済額との比較におきましては,6億7,288万3,927円の収入増となっております。  予算現額に対する収入増の主なものを申し上げますと,決算書2ページ及び3ページでございます。  第1款第1項の市民税におきまして,6,735万7,302円,第1款第2項の固定資産税におきまして,1億2,762万9,077円,第1款第5項の特別土地保有税におきまして,1億625万3,600円,4ページ及び5ページでございますが,第7款第1項の地方交付税におきまして,9,304万3,000円,8ページ,第17款第1項の市債におきまして,2億2,004万6,820円などが予算現額に対する収入増の主なものでございます。  次に,決算書12ページから21ページまでの歳出について申し上げます。  まず,20ページ及び21ページでございます。歳出合計についてでございますが,予算現額は,808億4,855万210円,これに対しまして,支出済額は,788億4,013万1,844円,予算現額から支出済額を差し引きますと,20億841万8,366円となります。このうち,翌年度繰越額が,9億4,894万7,930円でございますので,不用額は,10億5,947万436円となっております。  なお,翌年度繰越額につきましては,第6款第1項の農業費,第8款第2項の道路橋りょう費,同じく第8款第3項の河川費,同じく第8款第4項の都市計画費,及び第11款第2項の公共土木施設災害復旧費であり,物件移転等に予想以上の日数を要したため,9億4,894万7,930円の繰り越しとなったものでございます。  次に,不用額の主なものについて申し上げます。  12ページ及び13ページでございます。第2款第1項の総務管理費におきまして,7,564万2,215円,第3款第1項社会福祉費8,969万4,455円。  次に,14ページ及び15ページでございます。第3款第2項の児童福祉費におきまして,6,000万3,917円,第3款第4項の生活保護費におきまして,4,924万1,299円。第6款第1項の農業費におきまして,3,679万7,492円。  次の16ページ及び17ページでございます。第7款第1項の商工費におきまして,8,360万1,031円,第8款第2項の道路橋りょう費におきまして,2億125万37円,第8款第4項の都市計画費におきまして,1億9,927万2,783円。  次の18ページ及び19ページでございます。  第10款第6項の社会教育費におきまして2,027万747円,第11款第2項の公共土木施設災害復旧費におきまして,1,590万5,091円等これらが不用額の主なものでございます。  以上によりまして,決算書20ページ及び21ページの一番下に記載してありますとおり,歳入歳出差引,26億8,130万2,293円の剰余金が生じました。このうち繰越財源1億6,851万8,750円(決算事項別明細書7ページ)を差し引いた,25億1,278万3,543円を,平成8年度に繰り越した次第でございます。  次に,特別会計について,ご説明申し上げます。  最初に,決算書22ページから29ページでございます。国民健康保険事業事業勘定から申し上げます。収入済額は,25ページでございますが,134億4,307万9,708円,これに対しまして,支出済額が,29ページ,126億8,958万2,348円となり,歳入歳出差引,7億5,349万7,360円の剰余金が生じました。  次に,決算書30ページから33ページでございます。診療施設勘定について申し上げます。収入済額は,3,217万872円,これに対しまして,支出済額が,3,139万797円となり,歳入歳出差引,78万75円の剰余金が生じました。  続きまして,決算書34ページから37ページまでの老人保健医療事業会計について申し上げます。  35ページでございますが,収入済額が,169億1,968万4,473円,これに対しまして,支出済額が,170億5,657万6,473円となり,歳入歳出差引歳入不足額,1億3,689万2,000円が生じましたので,同額を翌年度歳入繰上充用としたものでございます。  次に,決算書38ページから43ページでございます。区画整理事業会計について申し上げます。収入済額は,35億5,921万1,028円,これに対しまして,支出済額,43ページでございますが,31億4,054万7,325円となりまして,歳入歳出差引,1億1,866万3,703円の剰余金が生じました。このうち繰越財源4,154万円(決算事項別明細書7ページ)を差し引いた,7,712万3,703円を,平成8年度に繰り越した次第でございます。  続きまして,決算書44ページから49ページでございます。財産区会計について申し上げます。収入済額は,47ページでございますが,1,905万409円,これに対しまして,支出済額が,1,822万3,142円となりまして,歳入歳出差引,82万7,267円の剰余金が生じました。  次に,決算書50ページから55ページでございます。公共下水道事業会計について申し上げます。収入済額は,53ページでございますが,182億751万3,532円,これに対しまして,支出済額が,178億3,866万2,265円となりまして,歳入歳出差引,3億6,885万1,267円の剰余金が生じました。このうち繰越財源2億6,090万円(決算事項別明細書7ページ)を差し引いた,1億795万1,267円を平成8年度に繰り越した次第でございます。  次に,決算書56ページから59ページでございます。交通災害共済事業会計について申し上げます。収入済額は,9,665万6,997円,これに対しまして,支出済額が,9,618万8,256円となり,歳入歳出差引,46万8,741円の剰余金が生じました。  続きまして,決算書60ページから67ページの駐車場事業会計について申し上げます。収入済額は,63ページでございます。9億1,595万1,674円,これに対しまして,支出済額,67ページですが,8億2,981万8,675円となり歳入歳出差引,8,613万2,999円の剰余金が生じました。  次に,決算書68ページから71ページでございます。市民保養所事業会計について申し上げます。収入済額は,3,508万8,348円,これに対しまして,支出済額が,3,427万6,684円となりまして,歳入歳出差引,81万1,664円の剰余金が生じました。  次に,決算書72ページから75ページでございます。中央卸売市場事業会計について申し上げます。収入済額は,5億2,220万2,206円,これに対しまして,支出済額が,4億9,753万445円となり,歳入歳出差引,2,467万1,761円の剰余金が生じました。  続きまして,決算書76ページから79ページ,小売市場事業会計について申し上げます。収入済額は,3,565万5,472円,これに対しまして,支出済額が,3,532万6,111円となりまして,歳入歳出差引,32万9,361円の剰余金が生じました。  次に,決算書80ページから83ページでございます。住宅団地造成事業会計について申し上げます。収入済額は,9億5,423万2,737円,これに対しまして,支出済額も同額の,9億5,423万2,737円となりました。  最後に,決算書84ページから89ページでございます。農業集落排水事業会計について申し上げます。収入済額は,87ページ,5億6,712万1,722円,これに対しまして,支出済額が,5億6,272万5,074円となりまして,歳入歳出差引,439万6,648円の剰余金が生じました。  以上でございますが,区間整理事業会計,及び公共下水道事業会計における平成8年度への繰り越しにつきましては,先程申し上げたとおりでございますが,その他の特別会計で生じました剰余金につきましては,それぞれ平成8年度に繰り越しさせていただいた次第でございます。  なお,一般会計国保事業勘定公共下水道事業会計に生じました収入未済金につきましては,その解消に向けまして,引き続き努力してまいる所存でございます。  また,本決算に係ります監査委員の審査意見につきましては,関係部・課とも十分に連絡をとり,善処してまいります。  以上,一般会計及び特別会計歳入歳出決算につきまして,その概要をご説明申し上げましたが,よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○渡辺弥寿雄委員長  以上で当局の説明は終わりました。  ――――――――――――――――――― ◎質疑 ○渡辺弥寿雄委員長  これより質疑に入ります。  議第87号について,総括的な質疑がありましたらお願いいたします。豊川委員。 ○豊川和弘委員  141ページ事項別明細書,第3款の第2項地域交流型総合福祉施設建設補助金5,000万円についての補助するこれまでの経過と若干の問題点について,ご説明をいただきたいという立場で質問させていただきたいと思います。  連日,大変なマスコミ報道で世間をにぎわせているわけでありますけれども,特老施設の必要性については,これまでも当議会含めて,努力をしてきたつもりですし,執行部側も大変な努力をされてきたことについては,敬意を表したいと思います。しかし,その補助金を巡る諸問題について,厚生省を中心とした汚職がらみの問題について,現場地方団体にまでも及んできているという点について,大変,遺憾に思いますし,これまでの経過の中でも厚生省の責任であるにもかかわらず,補助金をストップをすると,こういうふうな厚生省の考え方については,全く納得いかないところでございます。と同時に彩グループを鑑みながら,山形市として,この5,000万円の補助金を出すにいたる経過についても,私は若干の問題をもっているところでございます。したがって,順次,おおまかな点についてご質問させていただきますので,よろしくお願いいたしたいというふうに思います。  まず,山形市の高齢者福祉施設整備補助金交付要綱によりますと,いろいろな制約がございまして,該当する団体というのは,社会福祉事業法,昭和26年の法律第45条,第22条に定める法人というふうに明記されております。と同時に,国及び県における補助,または民間の補助制度の補助を受けている事業団体と,こういうふうに決められているわけでありますけれども,補助金を出す際に,いわゆる彩グループあるいは彩山会,どちらの団体が,この山形市の補助金交付要綱の第1条に該当しているのか。まず,その点をお聞きしたいと思います。  合わせて,支出をされました5,000万円の支出年月日を,まずお答えいただきたいというふうに思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  先程,お話しありました第22条,これは社会福祉法人の彩山会でございます。  それから,支出の5,000万円の支出命令の年月日が,平成8年の3月29日になっております。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  分かりました。あとでこの点も少し質問させていただきますが,今回のリバーサイド成安の建設に向けては,かなりの月日が経っているわけであります。私の調べによりますと,いわゆる特老施設の建設要望については,平成2年度から数回に渡って実はなされております。平成2年,1990年5月23日では社会福祉法人楽青会,それから平成3年の12月4日には,同じく楽青会。それから,平成5年の3月23日には,社会福祉法人友愛会。同年の9月20日についても,社会福祉法人友愛会から提出をされております。そして,平成5年の10月5日に大郷地区から特老の施設の要望が出されているわけであります。  私が大変不可解に思いますのは,平成5年11月15日に3カ年計画が出されました。その福祉事業の一環として菅沢荘については,建設事業として取り上げられております。調査事項として成安地区と大ノ越地区という格好で出ております。非常に不思議に思いますのは,10月5日に大郷地区から特老施設の要望が出されて,その1カ月,1カ月後に3カ年計画に載せられたと,これは私達これまでもいろんな要望も各地域からも出ているわけでありますけれども,1カ月間で3カ年計画に載ったというのは,これが初めてなのではないのかなというふうに思います。  そこで,要望が出されてから,1カ月間の中でいわゆる福祉サイドでの長期的な見通し,あるいは内部調整,そして庁内全体の合意形成,最終的には三役の判断と,こういうふうになっていくんだろうと思いますが,1カ月の中で,これらが全て行われて3カ年計画に載ったということは,私は非常に不思議でなりません。したがって,この平成5年の10月5日から出された要望が,11月15日にもう3カ年計画に載っているという経過について,まず,明らかにしていただきたいというふうに思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  当時の3カ年の計画の締め切りが8月の25日でございました。平成5年の8月25日の3カ年の福祉部内での要求は成安ということで,位置付けをして要求させていただきました。平成5年度で特別養護老人ホームの設置が南西部では充実をしていますが,北西部,北東部に未設置だったということで,菅沢地区の次には菅沢に近い大ノ越よりは,北西部の成安を建設しようということで部内で調整をして,3カ年計画を提出し,その後3カ年計画で決定を得たものでございます。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  今の話ですと,締め切りが8月25日だったということなんですが,10月5日に出されたということは,そうすると翌年の方に回されるはずではありませんか。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  平成5年の7月頃に大郷地区から福祉施設の誘致の相談がございました。それを受けて福祉内部では,金井,大郷,明治,そっちの方のブロックに1カ所欲しいということで,考えておりまして,内部で大郷地区に位置付けをして,3カ年の要求になったということでございます。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  時間の関係で細かく出来ませんから,厚生常任委員会の方にゆだねますけども,内部で表面に要望書が出てくる前に,事前にある程度話しをなされておったというふうな話からすると,なぜ,その時点でちゃんと文書的に出されなかったのか。逆にいうと,成安地区の皆さん方の話と,福祉部サイドの話が事前に一致しておったと,こういうふうに理解せざるを得ません。ましてや,平成2年,3年,5年に出されている楽青会,友愛会,なぜだめだったのか。友愛会の方からは,確か西部というふうな話を聞いておりますけれども,楽青会は場所的にどこであったのか。平成2年に出ている楽青会の要望については,全然,無視されておったのではないのかなというふうに思われます。  したがって,その辺も具体的については,厚生常任委員会の方にお任せしたいわけでありますが,当初の3カ年計画は,私の記憶では,ABCというランクづけが,当時なされておったような気がいたします。  文書には出ませんけれども,各部の中では,第1順位を決めましてABCというふうに記憶しているんですが,そうしますと,7月の時点で部内の中で調整をされておったのが,すぐAランクになったと私は理解するわけです。3カ年計画というのは,6年,7年,10年後を見越して,その必要性に応じてやられているというふうに思いますけれども,それからすると非常に私は不可解だというふうに思っておりますので,この辺は厚生常任委員会の方にゆだねさせていただきたいというふうに思います。  次に,社会福祉法人彩山会について,お尋ねをさせていただきます。平成6年の10月13日,発起人会が開催をされております。そこで,第1点お尋ねしたいんですが,議事録の方にですね,初め全員の理事の署名捺印がなされているか,どうかについての確認はしていますかどうかお聞きしたい。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  法人の認可権のある山形県の方に,確認をいたしました。その議事録がございまして,その通り執行されておったということでございます。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  そこで,2点ほどお聞きをいたします。松山の3丁目14の83。松山に,開設準備のための事務所が設置をされたことが,発起人会の議事録を見させていただきますと,明確に出されております。これは平成7年の3月10日の発起人会の中で正式に事務所の開設が明記をされております。  そこで,お聞きしたいのが,発起人会の中で具体的に設立をされる事前に,開設準備のための事務所が設置をされたというふうに聞いておりますが,その公式決定なる前に設置をされました開設準備室設置年月日をお知らせいただきたい。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長
    横倉福祉部長  開設準備室の設置の正式日にちは承知しておりません。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  正式のものについては先程申しましたように,発起人会の平成3年の3月10日に開催された発起人会の第1条の中で,正式に決定をされているわけです。しかし,事務所自体は市と含めて開設をされておったという経過がありますので,その点をお聞きをしたいわけですが,分かりませんか。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  正式な設置について承知しておりませんでした。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  大綱的なということで,ご指摘ありますので,大綱的にしたいと思います。  冒頭,私,申し上げましたように開設準備室が,平成7年3月10日になる前の以前に,松山に開設されていると,これは紛れもない事実でございます。そこで,そこの中に常駐をしている,いわゆる理事として選任をされておった山形市出身の方が2名おります。その中で,開設準備室長という方について,お尋ねをしたいわけですが,この人が理事に選任される際,誰から誰に依頼されて,その誰かがご本人に相談されて紹介をし,そして本人が承諾をして理事に就任し,開設準備室長になったと聞いております。問題は,正式に事務所の開設も認知をされていない段階の中で,なぜ,何カ月も前から理事として就任し,開設準備室長として就任をして,その事務所に常駐しておったのか。これは,東京にいらっしゃる小山理事長ではなされない仕事でございまして,紹介するにしても山形の人になってくるのではないかと思いますが,その点について,当時のいきさつを含めてご報告をいただきたいと思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  当時,今お話の準備室長は市の職員を退職してOBとして第2の職場を探しておられました。当時,私は人事担当の課長をしておりました。OBの再就職は,私どもの本来の仕事ではございませんが,市に長年お勤めの方でどこか退職後に勤務する場所があればということについては,今までの経験を生かしてもらったり,能力を生かしたりということで,ご紹介を申し上げたりしておりました。当時,福祉部,あるいは市民部,いろんな所で施設の新設の動きもございましたので,新しい施設や何かが出来たら,市のOBの人を欲しいというところがあったら,お話をかけて下さいということで,当時の福祉部,市民部,いろんなところにお話をかけておったところでございます。ちょうど,準備室長になられた方が希望されておって,福祉部内でも,ちょうど現在の法人の開設のためにということがありましたので,お話を双方でしていただくように,福祉部仲立ちで会ってもらうようにいたしました。私は,両方に福祉部に話をかけ,その準備室長に話をかけた段階で,その後のことはかかわっておりませんが,そのきっかけづくりについては,私がお話をさせていただきました。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  それは当時の職員課長としては,大変,手腕を発揮して斡旋していただいたことについては,敬意を表したいと思いますが,私が聞いているのは,福祉部としてそういうふうな仕事を頼まれておったというふうに私は理解するわけですね。職員課長の方から各多方面に渡って,OBの方についてのお願いをするという立場からすれば,各部に渡ってお願いしておったと,ところが福祉部の方から,たまたまそういう話があったと,本人に聞いたところOKですとこうなった。ということは,福祉部の方に,彩グループの方から人選の要請があって,福祉部の方で斡旋をしたと,こうなりますか。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  彩グループの方から,誰か適任の方がいたらというお話があって,それで,こういう経過になったというふうに思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  そこで,問題が出てくるわけですが,平成6年の私は話だというふうに思います。そうしますと,具体的ないわゆるリバーサイド成安の建設について,云々かんぬんという問題が表に出てくる前に,この話は彩グループと福祉部の中で,人材問題含めて話がなされておったというふうに理解してよろしいですか。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  時期的には,承知しておりませんので,この福祉部の中で話が彩グループとなる前後ということについては分かりません。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  これは大変な問題でしてね。こういう仕事をします。こういう仕事があります。こういうことを事前に相談しなければ,この話進まないわけですね。どこからでもいいから来てくれ。仕事の中身分からないけど来てくれ。事務所ここにありますよ。と,こんなことだけでは紹介も出来ませんし,斡旋も出来ないはずです。いわゆる,月の報酬がいくらで,こういう仕事があって将来こうなりますよという,ちゃんとした筋道があってこそ,福祉部としても職員課長である課長としても,こういう仕事あるがどうだと。こういう話をなされて,そして,分かりましたと。こういうのが普通ですよね。賃金がどうなるのか。いろんな細かい点を含めてなされているはずなんです。ということは,福祉部の方でも彩グループの方からリバーサイド成安建設に向けてこうしていきたいんだと。したがって,適当な人材含めて斡旋して欲しい。賃金はこうですよと。こういう話がなければ,福祉部だってそう簡単に一人の人間を斡旋出来ないというふうに,それからすると今の福祉部長の答弁は,私は納得いきません。したがって,事前に発起人会の第1回,第2回の発起人会が開催される前に,もう彩グループと山形市の福祉部の中で,具体的な仕事の概要等々についても,話し合っておられたというふうに,私は理解せざるを得ませんが間違いございませんか。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  民間の社会福祉法人含めて処遇というのは,こういう条件ということについては,市側では一切タッチをしないと,その民間なり法人なりの状況で給料の額や何か,勤務条件についてもお決めいただくということになっておりますので,その点については,職員課ではいくら払うんだといいですよとか,勤務がどうだといいですよということについては申し上げなかった。それから,1つお話あったのが,その年度の末,退職の方では,年度のいつの日にちか分かりませんが,3月31日退職の方では,その前から仕事をしていただくことになるので,現在,職を探しておられる方をお話いただきたいという話が福祉部からありました。だから,いつから勤めるかは別にいたしまして,3月31日退職して,4月からという方では,該当しないということで室長になった方を福祉部の方にご紹介申し上げました。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  当時の職員課長であり,そして当時の福祉部長はここにおりませんから,これまでこれ以上ただすことはできないというふうに思うんですが,室長になった方については,平成7年3月31日以前に退職をなさってますよね。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  退職をされた時点では,再就職を斡旋して欲しいというお話がございませんでした。それで,年度の途中になりまして,仕事を探しているんだというお話がございまして,今回の結果になったということです。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  分かりましたというよりも,理解出来ないんですが,確か平成6年の3月におやめになって,そして,その途中から世話して欲しいというのは,確か年末近い段階でなされたのではないかと,私は思っています。先程,冒頭で申し上げましたように,準備室は発起人会が正式に決まる前にもう設置をされておって,そこに室長が就任をしておったと,こういうことですから,要するに一番聞きたいのは,誰から福祉部の方にそういう要請があったのか。小山理事長直々からの要請で福祉部の方で世話したのか。あるいは,当時の三役の方が要請をされて福祉部の方にお願いするぞという格好で依頼をされたのか。私はその点が一番とお聞きをしたいわけです。したがって,それと同時に仕事の具体的な中身についても当然話し合いをなされておったと思いますので,その点だけ,分からなければ分からないで結構ですが,お聞きをいたしたいというふうに思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  誰から働きかけがあって,福祉部の方に当時の職員課長に話があったか分かりません。私は福祉部からお話を聞きました。直接誰からあったのかということは聞きません。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  その時,収入役として就任されておりました今野収入役にお聞きしたいのですか。三役の中では,そういうふうな話は一切ありませんでしたか。 ○渡辺弥寿雄委員長  今野収入役。 ○今野収入役  特別聞いておりませんでした。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  この点も非常に,誰かに頼まれなければ誰も動かないわけです。それが当時の三役の方も知らない。職員課長も知らないということになりますと,決算の中身を審議する際,非常に私は支障をきたすというふうに思います。ましてや,今回,こういうふうな大きい問題で全国的に騒いでいる中で,自らの手でいったわけでなくて,職員課長の申します通り福祉部の方にもお願いしておった。福祉部の方でも頼まれておった。こういうことなんですね。誰かが頼んでおった。福祉部の方に。三役に相談ありますかというと,分かりません,ありませんでした。当時の福祉部長が誰かから要請を受けて各関係する人達に口をかけておった。たまたま,職員課長がそこに話をしたとこれだけなんですね。やっぱり,これでは,ある意味では5,000万円を支出する経過として,大切な問題だと私は思っていますので,ぜひ,厚生常任委員会の中で,きつくご審議いただいて明らかにしていただきたいというふうに思います。  なお,当時は現市長の佐藤幸次郎市長が助役を退任されて,市長選挙必勝に向けて奮闘しておった時期でございます。そういう意味では,佐藤現市長は関わりはないかと思いますが,もしあったらあったというふうに言っていただければ,事の真相が分かるわけでありますけれども,ぜひ,その点含めて厚生常任委員会の中で,ご審議いただきたいということを要望しておきたいというふうに思います。  次に,平成3年の3月30日に開催をされました彩山会の発起人議事録の中身について,私なりに読まさせていただきました。その第4号議案の収支予算の報告の中で,山形市より山形市補助金分の借り入れについて,山形市が債務負担する旨の説明があったというふうに報告書に明記されております。その文書は,山形市の福祉企画第353号,平成7年の2月27日に山形市の市長の方から提出をされた文書でございます。そこで,ちょっとお尋ねしたいんですが,このいわゆる文書の中身について,具体的に数字は出ていない。市長の方からの文書については数字出てないんでありますが,その年の6月23日に出されました111号については,具体的に数字が出されております。そこで,お聞きしたい点は,この決定書,いわゆる交付予定でありますけれども,いつこの中身について,彩山グループの方から事前に相談があり,事前に調査をし,そして,審議をされてこの文書が出されたのかが,第1点でございます。それから,法人格が補助額として内定してから,いろいろ手続きが進んでいるわけでありますけれども,問題は同じく3月31日に出されました第4号議案の中で,7億2,000万円について,社会福祉事業団からの借り入れがこんなになったと,したがって,この金についてどうするのか。いわゆる不足分についてどうするのかというふうな形の中でも討論になっているようでございます。したがって,2つ目として7億2,000万円の借り入れが出来なくなる部分についての具体的な方法について,市当局の方とご相談がなされたのかどうなのか。この二つをお聞きいたしたい。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  山形市の補助要綱に基づいて,いろんなお話がなされておったと思いますが,今,お話の第4号議案法人側でやった内容については承知しておりません。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  それでは,1番目の質問なんですが,7月27日に出され,文書が予定交付と出された文書について,いつ,彩山会の方からの要請があって,いつその具体的な討論がなされて,決定の予定ということで出されたのかその点をお聞きいたします。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  その前段の話し合いは内部でのつめの経過は分かりません。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  分かりませんという格好だけですまない問題だと,私は思うんですね。法人,いわゆる彩山会の法人取得は平成7年の6月30日なんです。いわゆる,県に認可を出して申請を出して,そして,県の方から出されたのも平成7年の6月でございます。そして,それに基づいて法務局の方に登紀されたのが,6月30日なんです。ところが,平成7年2月27日には,先程,私が申し上げましたように353号という格好で平成7年,8年度に貴法人が実施を予定している(仮称)特別養護老人ホーム成安園等建設事業に対し,山形市高齢者福祉施設整備交付要綱に基づき算出し,議会の議決を得て,予算の範囲内で補助をする予定ですという格好で,(仮称)社会福祉法人彩山会設立代表者小山博史様という格好で表面に出てたんですね。もうここでは,法人という決めつけ方をしております。しかし,法人の登記まだやってないんですね。ということなど含めてもう少し,現在の福祉部長が携わっていないとするならば,分かる範囲内でというと,分かりませんとこうなってくるでしょうから,佐藤市長から直にお伺いしたい。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  社会福祉法人の認可は国庫補助の内示があった後認可されるというルールになっております。それで,全部認可予定の法人だということでお話を続けさせていただいております。事業するにあたっては,いくらぐらいの補助が今の要綱の中ではくるのかとか。時期的にはいつかとか。そういったことについて,やはり,ある程度の市の方からの通知とか連絡がなければ,法人では事業計画できません。それで今お話のような議会の議決を得たらとか,そういう条件つきでこういう補助の要綱からいうと,この額になりますよと,そういう通知を差し上げたのですが,その前段にどのくらいの経過で,その通知を差し上げたかということについては分からないというふうに申し上げまして,それは内部のことでございますので,ただ,通知としては差し上げたものは議会の議決がなったらとかということで,元は交付要綱についてのいろんな数値をお知らせしたということでございます。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  当然,法人が設立されるということを前提にして,いろいろと協議をし,いろいろ企画立案をしながらやっていくということについては,これは当然の成り行きでしょうし,法人が設立されてからでは遅いということもあって,前段にいろいろと話し合われたのではないかなと,私も想像しますし,その点まではとやかくは言いたくないと思います。  ただ,問題は新聞報道でもなされているんですが,いわゆる2月27日に出されている前段に平成7年の1月13日に,いわゆる彩グループ小山理事長と計画,概要,スケジュールについて協議を行ったというふうに,これは厚生常任委員会で出された資料にもございます。問題は,その事前の協議説明の中で,勤務時間内の中で終わらなかった云々がありまして,某料亭でとこういうふうにつながっていくわけであります。そして,その協議の終わった後,2月の27日にこの文書が出ていると,こうなってくるわけですね。これも約1カ月弱の時間しか経っておりません。なぜ,お酒を飲まなければ協議が出来なかったのか。誰々がそのメンバーとして出席をしたのか。その中でどういう話がなされたのか。これは,私達からすると非常に興味があることでございまして,私は社会通念的に申し上げますと,一般的な接待等々については,全てといいませんけども必要最小限については理解出来るわけですけども,時間が足りなくて某料亭に行って協議をしたと,お酒を飲みながらの協議ですから,これは私はちょっと理解出来ないところでございます。そういう意味で,メンバーとそれから協議内容と大まかな経費について,ご報告いただきたいと思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  大綱質疑の範囲内で,ひとつ質疑,答弁をお願いしたいと思います。横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  今,お話しありましたように,法人側との会食は平成7年の1月13日,計画の内容,あるいは今後の進め方等の打ち合わせの折りに行いました。この日の打ち合わせによりまして,高齢者保険福祉計画に基づいてきた福祉施設についての,事業の方針がこう固まったと,これからの事業の遂行が円滑にいくようにというふうに行ったものでございます。事業を進める上でということですので,必要なものだというふうに考えております。出席者ですが,法人側が理事長と本部長,市側が当時の助役,福祉部長,福祉企画課長,福祉企画課の職員5人,いずれも当時の職名でございます。経費は25万2,068円でございます。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  一応大綱質疑というふうにありますけれども,大変な問題でありますので,ぜひ,御免被りながら,同じ二期生としてご容赦いただきたい。  そうしますと,10人で25万。ちょっと我々のレベルからすれば,高すぎるというように思うんですが,私はあまり細かく追求いたしません。ただ,25万というお金を山形市で出して説明を受けると,私は逆なのではないか。要請をする側の方が,やっぱり出すべきではないのかというふうに思うんですが,あるいは,割勘にするとかということだと思うんですが,この点は良識の範囲内での問題だというふうに思いますので,厚生常任委員会の中で,とくとご論議をいただきたいというふうに思います。  あわせて,埼玉の現地の方に調査に行って,山形県の議会の総括質疑の中で,山形市からも行っていると,そして,会食並びにゴルフも行ったと,そして,参加者はあまりにも経費が安すぎたので,後日りんご等を送ったとこういう報道がなされて,多分福祉に関係する職員の皆さんが調査という格好で行ったのだというふうに思いますけども,なぜ,調査に行ったのにゴルフもし,会食までもしてこなければならなかったのか。この辺の良識について,現在の福祉部長ではありませんけれども,モラルの問題として,私はまったく問題なのではないのかと,これは,そういうふうな話があった時に,やはり,公僕として毅然として断る必要が,私はあるのではないのかと。そういう意味では,まず,市長の方からの考えをお聞きしたいし,そこに,出席をした職員,これはやっぱり名前を明らかにしていただいて,具体的にどういう調査をすべきなのかということについて,市長の考え方をお聞きをいたしたいというふうに思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  佐藤市長。 ○佐藤市長  大変,これは調査に行ったんでございますから,普通の視察とか,そういった関係ではなかったという中で,会食を行われたということは,誠に残念なことであったというふうに思います。  今後,こういったことは決して調査その他,そういった目的を持って行っているわけでございますので,ないように今後とも指導してまいりたいと,このように思っております。  今後については,それぞれの今申し上げましたように,問題のないように,このようにきちっとそれぞれ出席した調査目的を外れたような行為があったということでありますので,十分にそれぞれの調査目的から外れるかということになりますと,本人のいろんな意識の問題もあろうかと思いますが,全体的にそういうふうに調査をしっかりした対応,そのようにしていかなければならんとこのように考えております。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  今回の彩グループの問題については,やっぱり要請をする側,要請を受けた側,この辺の意識のあまさ,そして彩グループ小山理事長が最初から福祉を食い物にしようと,そして営利を図ろうというふうに冒頭から考えもって行政にきた。行政の方は,その口にまんまと乗って,調査に行ったにもかかわらず,このような接待も受けている。何を調査してきたのか。これは厚生常任委員会の中でも論議されていますし,あるいは,平成7年1月17日の山形市の土地開発公社の中での論議の中でも,こういうふうな論議がなされております。委員から理事から彩問題について問題はないのかとこういうふうな指摘をされたわけでありますが,その当時の福祉企画課長,理事長はいわゆる小山ですね。厚生省OBではないのですが,以前から厚生省のメンバーの入った研修会が開かれており,厚生省との関係はかなり強いようです。そこから,地元法人との競合についてですが,地元企業は承知したと事前に聞いたことがあります。その時は,特に問題はなかったのです。今後ともないようにしたい。調査に行って問題意識を持ってきているんですね,この時点で,1月17日ですよ。1月の13日に会食をしているんですね。このメンバーも同じです。ですから,埼玉県に調査に行って,そして,いろいろと理事並びに厚生常任委員会の皆さん方からご指摘を受けたにもかかわらず,ゴルフを受けたりしている,接待を受けてですね。本来の使命の調査事項については,全く出されてなかった。調査した時点で埼玉県の中でも問題を惹起しておったわけですね。こういうふうな職員の怠慢がある意味では,山形市が非常に迷惑を被る。市民が迷惑を被る。特老を希望している人達が迷惑を被るという,私は原因を招いたのではないか。そういう意味では,調査に行った方について,今,市長から答弁ありましたけれども,そんなことでは私はすまされない,公費を使って,旅費を使って,調査に行ってですね,調査報告書を私は見せていただきたい。復命書を。どういう点について,調査をしてきたのか。その辺を明確にしていただかないとですね。今後,注意をしますと言われたって,どういう注意をするかも私は分かりませんし,具体的なその当時の調査内容,報告書,あるいは旅費の返還。これも含めてですね。厳しくやらないと,今後,議会の中で例えば調査事項についての指摘なり,いろんな問題視された時のやっぱりこれからの問題として,ぜひ,復命書の提出と旅費の返済をぜひお願いをいたしたいなというふうに思っているところでございます。扱い方については委員長の方に一任いたしますので,良きに取り計らっていただきたいと思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員のご意見として承っておきます。調査しまして私たちの方でも対応したいと思います。豊川委員。 ○豊川和弘委員  指摘事項あるいはということでお願いをいたしたいというふうに思います。  次に,土地の斡旋の経過について1点だけお聞きをしておきます。山形市の土地開発公社の方から1月31日付けをもって法人からの土地の斡旋について受諾をしたという旨の通知がいっておりますが間違いございませんか。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  その通りでございます。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  先程の関連も出てくるんですが,法人格が取れるであろうという前段で前提で事を進んでいると,企画含めて,事業概要含めて,しかし,先程申し上げましたように,6月30日に法務局に登記なされているわけです。そして,具体的に土地開発公社の方での受諾が同じ年の1月の31日と6カ月間あるんですね。当時の平成6年度山形市土地開発公社事業計画追加についてということで,第2号議案に斡旋等の事業,国等の委託に基づく土地の取得の斡旋調査ということで提案がなされまして,約2万3,000m2の土地の斡旋,調査,測量等を行うということが提案をされております。  あまりにも,1月というのと6月に法人登記というのと,5カ月間もですね,期間があるわけです。並行して行われることは当然だとしても,確定もしない土地の斡旋を,なぜ,こんなにも早くですね,土地開発公社として提起をする必要があったのかどうなのかという点について,お考えをお聞きをいたしたいというふうに思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  山形市にとっても,特別養護老人ホームというのは必要な施設であると,それから,今回の法人も自分のところで土地を求めてやっていきたいと,そういったことから斡旋をするようになったと,ただ,先程も申し上げました法人の認可の時期は,国庫補助の内示もということでありますので,法人認可まで6カ月あったと思いますが,仕事の進み具合の中では,やはり,土地の手当がつき,国の内示があって,そして,その後,国の内示に基づいての法人の認可というふうに進んだということでございます。 ○渡辺弥寿雄委員長  豊川委員。 ○豊川和弘委員  流れについて,ただ,あの国庫補助,国庫補助というふうに話出てますけども,県への申請というのは6月なんですね。県に対する設立認可の申請は6月なんです。そして,3日後に出てるんです。県の方から。ですから,今,福祉部長がおしゃったような格好で国の補助,国の補助と出てますけども,国の補助の問題にしても,県の方の認可が出ないとだめなんですね。したがって,6月に申請をし,6月に県の方から認可されて,そして,6月に登記なんです。ですから,そこはそれとして理解出来るわけですけれども,私はあまりにも5カ月前というのは,早すぎるのではないのか。県からも出ない。認可が出てない。当然,それは許可出るだろうという前提にたっての話,私は是認しながら話をしているわけですけども,あまりにしても5カ月というのは早すぎるのではないのかという点をご指摘をしておきたいというふうに思います。私ばかりあまり長く時間とりますと,今後の私の生活に支障を来しますので,最後2点だけについて,ご質問し終わりたいと思います。  1つは,これまでの県段階でもいろいろ問題になってますが,あるいは一般質問でも出ておったようですが,彩山会の理事会が1回も開かれてなかったという点であります。県としてもこの取り扱いについて,非常に苦労されているようでありますけれども,武田議員から一般質問で出されているようですが,この理事会が1回も開かれていないのに,いかにも開いたような格好で報告なされているということについて,有因私文書違反にはならないのか。これは,山形市としても,その架空の理事会開かれてない理事会の中ににおいて話をされたことが,すべて事業認可終わったあと起きているわけです。これは,正しく山形市が偽りを受けた。偽の報告を受けた。ない話がなされておったということからすれば,有因私文書違反で私は告訴告発すべきではないかというふうに思いますので,この点,市長の考えをお聞きをいたしたいと思います。  合わせて,高橋知事も議会の中で考えを述べられているわけですが,今回の不祥事についての,一番の原因はやはり天下り人事にあったのではないかと,こういうふうに高橋知事自身も指摘をしてございます。そういう意味では,今後このようなことがないように山形市としても県知事の方に天下り人事がないように,強く要望をしていく必要があるし,そのこと自体をあまくみたために,こういうふうな不祥事を発見した。ちなみに,福祉部関係の県の中では,平成元年から平成7年まで,社会福祉課長は3年,障害課長も3年,児童家庭課長,参事,福祉部長という格好で天下り人事がなされております。いわゆる,あまい汁があるところに天下りが行われているわけであります。そういう意味で,ぜひ,市長としても県知事に対して,二度とこのようなことがないようにという格好での県知事に対する要望を,ぜひ,お願いをしたいとこういうふうに思います。  最後になりますが,先程委員長の方からもありました大綱質疑ということでありました。しかし,委員長もご案内のとおり質問をしますと,当時の部長がおりません。担当者もおりません。しかし,決算的には今回の議会の中で,この決算書をどうするのかと5,000万円を支出をしたその経過について,いろいろ問題があると疑義があるとなったときに,当局に質問しても分かりません。これでは話になりません。したがって,最後の要望になりますが,彩グループというよりもリバーサイド成安の5,000万円支出についての,私は特別予算委員会を設置をして,徹底的に問題点を洗い出してもらおうではないかということを,最後に要望いたしまして,2点だけ市長からのご答弁をいただき,委員長からの判断も含めて,後でお願いしますので,よろしくお願いします。 ○渡辺弥寿雄委員長  佐藤市長。 ○佐藤市長  理事会については,十分に調査していかなければならないと,理事会開催の要因である書面でのいろんな手続き,方法があるわけでございますので,これを訴えるとなれば,相当のそういった事実関係を十分に調査しながら,やらなければならないというふうに考えております。その必要性が出た際は,県と十分に協議しながら,認可した県とも協議をしながらやっていきたいというふうに考えております。  天下り人事については,これは私ども国からの,そして地方の実態知ると,そして地方の自治をいろいろそこで地方の行政の中に役立てていくんだとそういう趣旨でそれぞれの中央官庁からの地方へ向けての出向が出されているというふうに思います。こういう弊害があれば,やはり,当然私どもとしても地方自治体としても,これは申し上げなければならないというふうな考えてあります。  なお,5,000万円の支出につきましては,今月に,私,市長名で市の監査の方に5,000万円支出について監査に入るように指示しております。 ○渡辺弥寿雄委員長  会田委員。 ○会田邦夫委員  ただいまですね。豊川委員に答える形で陳情があって,そこに決定したというお話でありましたが,市が陳情を受けた場合ですね。実際,現地を見るとか,調べるとか,願意が妥当であるかどうか判断されるのか。総務部長。 ○渡辺弥寿雄委員長  市川総務部長。 ○市川総務部長  広報課で陳情,今回の件だけでなくて,要望,陳情がございますと,広報課が一括受理いたします。そこで,広報課は関係課に,その陳情要望書を回覧いたしまして,それぞれの担当課で,その内容について検討をさせていただきます。その場合に,担当課が必要と認めれば,当然,現地に行って必要な事項は調査するであろうし,あるいは調査する必要がない場合は,書類上で検討する場面も当然あり得ると思っております。今回の件につきまして,どのような現場調査をしたかというのは,私は承知しておりません。 ○渡辺弥寿雄委員長  会田委員。 ○会田邦夫委員  実はですね。平成5年10月5日に大郷地区町内会,それから振興会,民生児童員等々,4団体から陳情が出ているわけでありますが,この内容を見ますと,現在リバーサイド成安が建設されているその場所は,県道山形羽生線及び市道成安1号線沿いにあり,交通の便が良いと,こういうふうな内容で書かってあるわけですが,この場所は山形羽生線から約300m離れております。それから,成安1号線は尻切れとんぼでその先はなかった道路であります。その後,平成7年1月の31日に市道を編入すべく3,290号として,その市道に認定して現在取りかかっていると,こういうことでありますが,実際,このように現場はこの陳情内容と大変違っていると,そういうことは陳情内容が偽りの内容であるかということを,私はぜひ調査してほしいとこういうふうに思うわけであります。  もう1点,特別老人ホームの建設地をこの陳情内容では山形市大字成安地域にご決定くださるよう大郷地区民あげて陳情を申し上げます。こいうことは,いくつかのそういった特老の施設が誘致合戦をしているとこういう中で,ぜひ成安にご決定くださいという内容でありますが,我々普通陳情を受ける場合は,議員が何らかの形でかかわって,そして,陳情の窓口になるわけですが,この件について,私はその人は特定しなくても結構ですからあったかないか。この点だけお聞きします。 ○渡辺弥寿雄委員長  市川総務部長。 ○市川総務部長  今回の陳情は,福祉部の方で出した資料のなかで,最初に陳情の月日出しております。そこで,確かに広報課の方で陳情書を受付ました月日でございます。ただ,そこにその文書につきましては,どなたがご紹介なさっているかは,その文面ではご判断は出来ません。先に福祉部長が申し上げましたその前に,部内で検討という表現がございましたが,その中でどんな経過があったかは,私は承知してございません。陳情文書にはございません。 ○渡辺弥寿雄委員長  会田委員。 ○会田邦夫委員  ぜひ,その辺,厚生委員会で今後の委員会の審議の中で,ご検討いただきたいというふうに思うわけですが,大いにして陳情というものが,先者勝ちというか早く陳情した方が,その案件にのるということがあるんで,今後の3カ年計画においても陳情を十分吟味してその事業決定にあたられるようお願いします。以上です。 ○渡辺弥寿雄委員長  阿部喜之助委員。 ○阿部喜之助委員  今回の5,000万円にかかわる成安,彩山会の件についてですが,先程来,豊川委員,会田委員の方から指摘されたとおり経過についてはですね。まだまだ正すべきものがたくさんある。これは,厚生常任委員会に私も委ねます。ただ,ここで最初に申し上げたいことは,私,今回質問したいことは2つほどあるんですが,全く行政マンの行政の信頼が地に落ちたとこういう状況に今なっている。市民の方々がね。そこを今回を契機にまず立ち直らせる必要があると,これをまず第1番目にしておきます。そこでですね,福祉部長にちょっとお伺いしておきたいんですが,その福祉法人の彩山会で登記をした土地,成安の土地ですね。これの土地の謄本は確認しておりますか。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  確認をしております。 ○渡辺弥寿雄委員長  阿部喜之助委員。 ○阿部喜之助委員  ここで,心配なのは実は市長が本会議上,一般質問の席上で,大変手落ちがあったということでの遺憾の答弁をしておりますが,その席上で市長は経過は正していかなくてはいけないけれども,これから,ぜひ必要な施設であるし,何としても,これを1日も早く開設,いわゆる福祉老人ホームの開設をしたいというふうなことをおっしゃっております。そこで,その件で私2つほど正しておきます。それの土地の登記は確認したといいますが,抵当権とかそういうものはあったかなかったか。そういう点をまず1つ正しておきたい思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長
    横倉福祉部長  抵当権は入っておりません。 ○渡辺弥寿雄委員長  阿部喜之助委員。 ○阿部喜之助委員  それで,私も安堵しておりますが,実はこれがこれから立て直す法人に向かってですね。このもしも抵当権が設定されておったならば,大変なことになるというようなことが懸念されるわけです。これから彩グループの方で,そういう手続きを,絶対に出来ないようなね。手だてがあるかないか,私も素人ですので分かりませんが,その辺を十分行政当局として監視しておく。これが,まず1つお願いをしておきたい。  それから,もう1つ,新聞報道によりますとですね。知事さんと市長さんとトップ会談で,出来るだけ早い時期にこの施設を営業にもっていきたいというようなお考えの記事が載っております。そこでですね,法人というのは,多くの方がご存じだと思いますが,福祉部長は特に専門家でございますが,そのケアハウスを持っている老人福祉には,理事だけでなくて評議員制度が必ず必要だというふうになっているわけです。そこで,新聞,報道,ニュース等によりますと,速やかに近日中に理事会を開催して,理事の職務代行者を決めて,立て直していくんだというふうな記事が載っております。しかし,私はですね。そのような先程来,不祥事の連続,いわゆる正規の手続きに欠けている部分が非常に多いやり方で,この法人を設立した経緯の中でですね。評議員会を開催しないとね。この理事会だけではこれからもっていけないんではないかと,私は理解しているわけです。なぜならば,例えば福祉法人の定款というのは,これは県主導で,もちろん厚生省からきているわけですが,こういう一定のルールがあるわけです。経過があるわけです。例えば,評議員会の権限という条項には,11ほどの項目があるわけです。この評議員会は何を審議するのかというと,この11の中でですね。まず,予算決算,基本財産の処分,事業計画及び事業の報告ということがあるわけですね。予算決算はまずいいとしまして,今回のような重大な問題が起きているんですから,評議員会を開催しないままに理事会だけで事を運ぶことは,この定款に違反するのではないかと,私は思うわけです。それから,11番目にその他の中で,この評議員会では,その法人の業務に関する重要事項で理事会において必要と認める事項とあるわけですよ。ですから,重要な事項ですから,当然評議員会も開催しなければならない。それで,ぜひですね。評議員会のメンバー,これをみますとですね,個人個人は私とやかく申し上げません。11名の中に2名がすでに欠員状態になっているわけです。小山さんという方と岡光さんという方,あと残った11名の中の県外が6名,県内が5名というふうな立場でですね。理事会もきちんとできない状況の中,そういう中で評議員会を開催するのは,至難の業ではないかというふうに思うわけです。でも,開催しなければならない。この辺のところが,非常にこれからの法人を,どういう形で立て直すか。これも並行して,原因究明と同時に非常に大事なことでありますので,ぜひ,この点につきましても所管の厚生委員会の中で,十分,この辺も審議の課題としてやっていただきたい。まず,この場では,福祉部長からこの評議員制度の捉え方を部長の考えをお聞きしておきたいと思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  法人の認可権のある県に正しました。今回,想定しておるような理事会は評議員会の開催なしでやれるという回答をいただいております。  それから,評議員につきまして,確かに委員がおっしゃるような制度で,ケアハウスを持っているということで,評議員会制度が出来ているんだというふうに理解をしております。 ○渡辺弥寿雄委員長  阿部喜之助委員。 ○阿部喜之助委員  最後になります。私,この2点を確認させていただいたということはですね。これから立ち直させて,並行的に原因究明と,これからのことと両方しなくてはいけないわけで,そのこれからのことについてやる過程で,例えば土地代金5,000万円,山形市で補助として出している。私の調査の範囲内ですと,法人の方では7,000万円〜8,000万円ぐらいの土地代金を出している。両方で1億2,000〜3,000万円の金額になるわけです。これは彩山会,いわゆる彩グループの法人名で登記なっているわけですね。彩グループそのものが理事,評議員,そういう中身を変えて運営をしていく方法であれば,そのままいけるかもしれませんが,全く彩山会,彩グループというのは,もう,現在の社会では,行政からも市民からも国民からも信頼ゼロなんですよ。もちろん,金融機関でもゼロ。今日の新聞に書かってありますように,山形市でさえも補助金の凍結,先程豊川委員からも指摘されたように,金融機関に福祉医療事業団からの融資を待って欲しいというような,ストップをかけているような状況でございますので,全く信用ゼロだとするならば,これを例えばこれから新しい地元の福祉に情熱を燃やす理事,評議員,いわゆるそういう方々に委ねる場合でも,土地は彩グループの登記になっております。それをそのまま簡単に私たちの法人に譲り受けてください。ただでくださいということは出来ないわけです。有料になれば,必ず,またそこで新しい法人が金の捻出を資金の準備をしなくてはいけない。例えば,彩グループから切り離したとしても,司法の判定が下ったあとには,埼玉県には,彩グループの本部があるんですから,別の法人に例えばそれを移した場合でも,7,000〜8,000万円の私たちの分を金で解決してくださいと,返してくださいと,もしも言われた時に必ずこの行政にその補助金として何とか面倒みてくださいというような話が舞い込んでくる心配があるわけです。ですから,その固定資産土地まもなく完成すれば,建物の方の登記もしなくてはいけないわけです。これが誰の名前で,どの法人で登記をするか。こういう問題がもう目の前にあるわけです。ですから,その辺も厚生委員会の中で,十分審議を重ねていただいて,より良き方向に持っていってもらいたい。これが,私の最後の意見でございます。いずれにしましても,冒頭に申し上げましたように,福祉施設は,のどから手が出るほど我々市町村は必要なんです。現実的に必要なんです。しかし,今回の司法の件にかかっております小山理事長以下,厚生官僚事務次官の岡光さん,こういう方々のとてつもない悪い考え方の手法によって,県も市も,特に市町村が大いに迷惑しているということです。ですから,常々我らが大先輩の仲間の議長は必ずといってもいいほど,あいさつの中で言っている,行政と議会は車の両輪のごとくという挨拶を言っています。私は,非常にこの言葉は,今後は使ってはいけないというくらいな気持ちを持っています。車というのは,2つ一緒に回すから両輪のごとく,これらの今回の事件をみると,行政の車だけが回っていって,議会の車が全然回っていなかったということは,これまでの委員会,常任委員会の方も含めてですが,議会の方で,この彩山会には私も指摘しておりましたし,その他の方々も十分調査して正常な福祉をやろうとしているグループではないと指摘しておったわけです。そういうことに耳を貸さず,先程,豊川委員から指摘あったように,調査に行って会食並びにゴルフまでやって来たと,とんでもない話ですよ。行政がきちんと今回襟を正して市民に堂々と市民の公僕として私たちは仕事をやっているんだということを,確認していただきたい。以上を申し上げまして,私の指摘意見を終わらせていただきます。 ○渡辺弥寿雄委員長  指摘,承っておきます。高橋嘉一郎委員。 ○高橋嘉一郎委員  山形市の福祉当局として,福祉を前進させなければならないとは,あるいは善意の気持ちで一生懸命なったというのは,そういう点では私としては敬意を表したいというような評価をしているわけですけど,いろいろ先程各委員から申し上げられたように,ことは重大な事態になっている。これは,我々の税金が正常に使われていない。それどころが,横取りされておった。こういうことで,市民の声としては,小山はじめ彩グループの問題はまさに老人福祉を金儲けの種にしていると,計画的な犯罪行為だと,その悪質さには全く腹が立つ。こういう声も私たちに寄せられているわけだね。それで,正常な成安の福祉施設が早く開設されるということは,非常に前提条件として大事なんでありますけども,それまでの経過について,これまでも各委員からも指摘あったという。私は,観点を違いまして指摘をしたい。あそこの施設は,報道によりますと34億1,960万円という。それでJWMに落札したと,そして,4億6,900万円を横取りして29億いくらでするとね。この実態は福祉部長は,その実態は本当なのかどうか,押えておりますか。どうなんですか。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  JWMに決定なった金額が34億3,460万円,今,実際に施工しております熊谷組が29億6,640万円。それで,この前指導監査が入ったわけですが,その差分だけが,今回いろんな問題になっているものに,すぐ結び付くのかどうかということは,現在,調査中だということで県の指導監査の結果,そういうふうになっております。それから,先程,お話ありましたそれぞれの数字については,今申し上げたとおりでございます。 ○渡辺弥寿雄委員長  高橋嘉一郎委員。 ○高橋嘉一郎委員  県の指導監査の資料で,私今言ってわけですけどね。横取りされた4億6,000某の金,これについては,どうだかね,福祉部長は,これは当たり前だというふうに思っているのか。これは,どのように受け止めているのか,これは刑罰になる問題だと思っているかどうか,その辺お伺いしたいと思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  下請けの事実解明に県の方が向かっていると思いますので,コメントを避けさせていただきたいと思います。補助金の目的外使用なり,適正な使用でないというふうに判明をいたしますれば,これは非常にうまくないことだなと思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  高橋嘉一郎委員。 ○高橋嘉一郎委員  県の資料でね,私が言った数字が横取りされているというのは,明らかになっているわけだね。これは,今後,部長にこれ以上言っても答弁出来ないと思いますけれども,これは,それなりの法的な立場で追及されるのかなと思っているわけでありますけども,問題は,34億いくらでJWMにいって,29億いくらで熊谷組が受けているというのは,そもそもの単価がね,1級建築士からもいろいろ聞いたんですけれども,成安の建物は坪単価にしますと,95万3,000いくらになる思うわけだね。平米28万9,000いくらというのは,これは厚生常任委員会で出させるように。この数字は,決して安くない単価だと,いろいろ菅沢荘はかなり坪単価113万円で1番この頃では高いですね。富神荘が,今進んでいるわけですけども坪単価101万円,成安は95万3,000某,ちょっとみると安いようですけど,全然,設計構造が違うわけでね。成安は4階建だというような,そういう点では,坪単価が安くなるわけだね。富神荘は全くの平,1階建の建築だからね。本来ならば,もっともっと単価高くならなくてはならない。菅沢荘は特老の部分が2階建というようになっていますけれども。それなりの高い単価でありながら。私も現場に行って建築指導,あるいは現場監督から聞いたりして,判明したわけですけれども,ガラス窓がね,個室なりなんなりのガラス窓が単板といって1枚ガラスなんですね。菅沢荘も私行ってみたんですけど,全部ペアガラス複層ガラスなんですね。富神荘ももちろんペアガラスなんです。それが1枚ガラスなんですよ。これは,断熱材も一般的には30mmを使っている。これが,あそこが20mmだったと,この本来の事業単価から見ますと,そんなはずはないというわけだね。それが,現実的にうーんと引き下げられている。ガラス窓が1枚だということは,結露がまず出るわけだね。結露。2枚ガラスは結露出ない。しかも,1枚ガラスだと冷気が,寒い地方だからね,ガラスが冷える。その冷えた温度は床に落ちる。あそこは床暖房ではないといわれているわけだね。床暖房であれば,そういう点では一定程度下げられるわけであります。こういう点ではね,お年寄りがうんとこたえるんだということなんです。床の温度が冷えるんだからね。そういうことを福祉部としては,知っておったかというような。もう建っているんだから,あらまし出てるんだから,そういう点知っておったかというような,その点お聞きしたいと思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  社会福祉法人が施工するということで,大変申しわけありませんが,施工の詳細については,承知しておりませんでした。それから,各委員から,ご指摘ありましたように,私ども最初県から話があった,それから,きわめて公共性の高い社会福祉法人がそんなことをするというふうに思わなかったということが,随分頭にありまして,いろんなつめや調査が非常にあまかった点,これはお詫びを申し上げたいと存じます。我々も社会福祉法人がというつもりでおりましたのが,今回のいろいろご指摘を頂戴をしていることになりまして,いろんなチェックなり事前の調査なりに,全てあまかった点がありましたこと,そのことにつきまして,委員の皆様方にご心配,ご迷惑をおかけていたしましたこと,深くお詫びを申し上げたいと存じます。 ○渡辺弥寿雄委員長  高橋嘉一郎委員。 ○高橋嘉一郎委員  お詫びの言葉ですので,なかなか責めにくい,責められない,こういうことがあるわけですけれども,やはり,各委員が指摘しているように厚生常任委員会でいろいろな情報によってね。こういう心配があるんではないか。彩グループというのは,大変心配があるというので調査に行った。調査に行っても,問題がなかったというところに,やはり,今部長が言ったつめがあまかったというような,福祉法人がそんなことをするはずがないと思っておった。これは当然だと思うわけだね。私は,ガラスぐらいはね。4月1日開設だから,ペアガラスに今からでも変えられる。これは,市長も言っておったわけだけども,補助金の変換というような言葉出ているわけだね。あるいは,削減という言葉出てくるわけだ。補助金の変換,削減,4億6,000いくらを横取りされているんだから,そういう考えにはちょっとなるわけですけどね。その分,4億6,000いくらを横取りされた分,工事がうんと雑になっている。ここが,問題だと思うわけだね。だから,補助金の削減とかでなくて,当たり前のペアガラスにするとか,暖房施設,床暖房とかは今からされないと思うんだ。鉄筋コンクリートだから,せめてガラス窓ぐらいはペアガラスにするというのは,今からでもされるのではないか。その点,答弁,単刀直入にぱっと出来ないと思うんだけど,まず,そういう問題を議会から指摘されたと,そして何とか改善されないかというようなそういう点,申し入れる考えあるかどうか。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  法人側に議員のご指摘を伝えたいと思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  高橋嘉一郎委員。 ○高橋嘉一郎委員  ぜひ,そういう点を申し入れて,それでないと補助金削減なるんだよと。そういうことになりますからね。するところをきちんとしなければ補助金削減する。議会だって賛成となるわけだ。ぜひ,実現させてもらいたいと思うわけだね。それは,なぜだかというと,どこの施設もそういうお年寄りが住みやすいような部屋の作り方やっているわけだね。それが,リバーサイド成安の特老はより冷えて,床が冷えて,なんともしょうがない。こんなことだったら,老人に対する差別になるわけだね。老人に対する差別になるんですよ。一定の基準はどこの特老の施設でもほぼ年寄りの立場に立った作り方をやっているというのではないとね。これは,まずい。そういう点では,何としてでもああいうガラスは取り変える。こういうことでないと,予算はこれからつけられないとこういうことになると思うわけだね。  それから,いろいろ接待をしたと,1月13日に接待あったわけだね。その点でも,いろいろあったわけですけども,あるいは,あちらに行って調査に行って,ゴルフ接待までやったと,ゴルフ接待というのは,私初めて聞いたんだけどね。誰やったんだと思うけども。こういうことについては,これは市民がとても遺憾だなと,これはうまくないなと。納得されない。金の使い方が納得されない。税金横取りされているのに,我々税金だすのかと,こういうふうになるわけだね。食糧費,そういう官々接待,こういう点では,大江町ではちゃんと返すといったわけだね。これは町民に対して,申し訳ない。返します。あるいは,東京あたりでも最近の報道だと,確か十何億だか返すというような,食糧費,官々接待については返すと,こういうふうになっているわけだね。山形市もそういう点で,山形市は必要なものだったと言わないでね,そんな横取りされるようなことでなければいいんですよ,よっぽど,横取りされるものに市民の税金を使ったのをこれは必要だったと,こんなことは,市民は納得されないと思うわけだね。それで,そっちこっちに自治体ではそういう使い方については返すと,こういうことを明確にしているわけだ。返すと言わないと,市民がますます不信,ますます世論がね,何をしているんだ市とこう出てくるわけだね。議員何している。議員何してるんだというふうに。これは,指導して返させるという態度が依然としてないのか。その辺検討の余地がないのか。返させるという気持ちがないのか。その点,聞きたい。 ○渡辺弥寿雄委員長  休憩しまして,午後にまた再審議をしたいと思います。  午後1時まで休憩いたします。     午後0時   休 憩  ―――――――――――――――――――     午後1時   再 開 ○渡辺弥寿雄委員長  休憩前に引き続き,会議を開きます。酒井委員。 ○酒井靖悦委員  決算委員会の進め方並びに彩問題の取り扱いにつきまして,暫時休憩の動議を提出いたします。 ○渡辺弥寿雄委員長  ただいま酒井委員から休憩の動議が提出されました。お諮りいたします。ただいまの動議のとおり休憩することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺弥寿雄委員長  それでは,休憩いたしたいと思います。暫時休憩をいたします。     午後1時03分 休 憩  ―――――――――――――――――――     午後1時50分 再 開 ○渡辺弥寿雄委員長  休憩前に引き続き,会議を開きます。高橋委員の質問に横倉部長から答弁をいたします。横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  先程の食糧費のご質問でございますが,事業を進める上でということで,その時点では,必要なものであったというふうに考えているところでございます。 ○渡辺弥寿雄委員長  高橋嘉一郎委員。 ○高橋嘉一郎委員  大綱質疑ということで,かなり厳しく課題に議運でなったもんですから,これ以上は私としては連合審査会で,この点についてはね,やりたいと思う。その時点で必要だったというのは,そういうことになりますと,市民からみますと,いろんな事業たくさんあるわけだけど,県,国とかかわらず事業たくさんあるわけですけれども,必要だったからそういうことをみんなやっているんだと,たくさんやっているんだというようなことにとられる。この点は,非常にあってはならない税金の使い方であったということからね。これは必要だったということについては,私としてではこれは納得出来ない。さらに,連合審査でやりたいというような,これはあくまでも返すというような,返させるというような,そういうことでないと,納得されない。市民が納得されない。午前中,私は東京都では10億といったことは言ったんですけども,それは訂正させていただきます。11月21日の山新ですけれども,青島知事含む360人処分,8億1,000万円返還,食糧費問題と出ているわけだね。これは明らかに食糧費問題なわけだ。食糧費問題ということで,これだけ前向きに取り組んでいるわけだね。それできちっと8億いくら返還させると言っているわけだ。それを,山形市は必要だったからやむを得ない。こんなことね,大江町もその点きちっとしているという中で,こんなことでは,市民が納得されないということだけは,私指摘しておきたいと思います。  それからですね。1つだけお聞きしたいと思うんですけど,県のそういう官々接待なりが,最初1回だったということがあったわけだね。山形市も1回だという。県は,後で5回あったとこう出てきたわけです。山形市はその点どうなんだかね。今,調査しているんだか,間違いないのだか。その点お聞きしたいと思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  現在,調査中でございます。 ○渡辺弥寿雄委員長  高橋嘉一郎委員。 ○高橋嘉一郎委員  どうしてこんなに分からないのか。調査中だというようなことでは,とにかくそういう態度ではだめではないか。それから最後に監査委員にお伺いしたい。こういう交際費の使い方1月13日に25万円使って,結果的には大変申し訳なかったと言っている経過があるわけです。監査委員の考え方を,その当時良かったんだか。そういう考え方だったのか。 ○渡辺弥寿雄委員長  奥山代表監査委員。 ○奥山代表監査委員  支出,そのものについてまだ我々も監査をやっていないので,具体的なコメントというのは,差し控えさせていただきますけども,ただ,我々言えることは6年度の決算昨年の12月に議会に付しているわけですけども,それにおいては,会計伝票等の処理については,正しく処理されておったとこういったことは申し上げておきます。 ○渡辺弥寿雄委員長  高橋嘉一郎委員。 ○高橋嘉一郎委員  6年度の決算は,我々認定したことは承知のうえなんだけどもね,こういう食糧費の使い方が良いか悪いかということなんですよ。監査委員の立場として,良いというならそれでいいんですよ。どうですか。 ○渡辺弥寿雄委員長  奥山代表監査委員。 ○奥山代表監査委員  良い,悪いということについて,まだ具体的に我々監査やっていないんで,その辺はコメント出来ないということで,ただ,予算の執行権というのはあくまでも執行部の中にございますので,それについて監査委員が,法令にあった処理がなされておったのかどうか,その辺は監査をやれば出てくるわけですけども,それをまだやっていないということで,コメントは出来ないとこいうことでございます。 ○渡辺弥寿雄委員長  長瀬委員。 ○長瀬洋男委員  関連しまして,これだけ世間を非常に騒がせているわけでございまして,この事件に関しまして当局の方でも調査委員会とか,市長を中心とする,それからまた助役を中心とする調査委員会というものを設置していますか。ちょっと,それだけお聞きをしたいと思います。なかったらないで結構です。 ○渡辺弥寿雄委員長  山口助役。 ○山口助役  調査班という名称までは付しておりませんが,実質的には関係部長,常に調整会議をしながら,調査,あるいは今後の方向づけ等について検討させていただいております。 ○渡辺弥寿雄委員長  長瀬委員。 ○長瀬洋男委員  ただいま,助役の方からそういう話は聞いたわけでございますが,議会としましても,先程議運で連合審査会というものを設置したわけでございますので,その辺,執行部におかれましても十分にですね。それに対応出来るような返答できるようなものをですね,十分に言っていただけるように審査をしていただきたい。調査をしていただきたいと,それは先程福祉部長の方からもいろいろお話聞いているわけでございますが,当時,平成6年度からの問題でございますので,担当者も変わっているということでごさいますし,特に私も一般質問で申し上げましたように,これはやはり厚生省,そしてまた県というものが認可は県にあるわけでございますので,ある程度のそういった流れ,こういうものを十分にやはり市の方でもですね把握しておかないと,なかなか答弁には苦しむんではないかと,このように思っておりましたので,そういう発言をさせていただいたわけでございます。  それから,この問題に関しましては,やはり,当局,我々議会にしましてもどうしてもですね。これだけの予算とこれから出す債務負担行為で14億があるわけでございますが,そういう中で,やはり血税でありますし,十分市民が理解出来るようにするにしても,やはり,これは県の認可の点につきまして,十分に私は責任があるんではないかと,県から認可したから市の方でものってくれとこういうふうに方向がなされたんではないかとこのように思います。ですから,いろいろな面についても今回の事件については,厚生省の官僚,そしてまた県の担当者というものが,非常にここで警視庁の方で調査をされているわけでございますし,そういった面の復命をもっともっとやはり深く審査していくためにもですね。厚生委員会の方で県の当時の担当者,また知っている職員こういうものをですね。ひとつ十分に厚生委員会の方でも必要であれば審議をして呼ぶなり参考人をするなりしていただいて検討をしていただきたいとこのように思いますが,ひとつ,その辺も含めて厚生委員会の方で検討をしていただきたい。こういうことを要望しておきたいと思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  ほかにございませんか。小野寺委員。 ○小野寺建委員  午前中からいろいろ論議されているわけでありますが,それは別に回しましてですね。私,関連をいたしまして,ちょっと考え方についてお聞かせをいただきたいと思います。  本会議でも話をしたわけですありますけれども,この事業主体をですね,選ぶ条件,この辺についてもうちょっとお聞きをしたいというふうに思うわけです。先程来,ずっとお話ありますように,事業主体を選ぶ際のいろんなテクニック,あるいは国,県の関係とか,いろんなものが輻輳して山形市もたまたま時期的に良かったということで,渡りに船的なものもあったというふうに私は理解をしているんですけれども,それにしてもですね,先程来の論議を聞いてあまりにもどうなのかなというふうに疑問を持たざるを得ないわけでございますので,やっぱり今後はですね,事業主体を選ぶ場合に自己資金がどのくらいあって,運営資金がどのくらいあって,そういう条件を満たしたらお願いするんだというくらいの整備をしておく必要があるんではないかなというふうに思うんですよ。その辺についてですね,考え方をお聞かせいただきたいと思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  やはり,これまでだと原則としては直営ですが,民間活力も生かすということで,その都度,その都度,ご希望のあったいろんな事業主体とお話を進めてきたのが実態であろうと思います。小野寺委員から言われますように,やはり事業主体を選ぶ際の条件というのを,やはり,きちんと明示をして選定をするということが今後必要かなと思いますが,これまでだとここの地区の中でこういう事業をやる方はおりませんかということでのお願いをしたり,あるいは向こうの方からの要望,そういったもので選定をさせてもらっておったというのが実態であります。 ○渡辺弥寿雄委員長  小野寺委員。 ○小野寺建委員  なぜ,私がそういうようなことを言ったかと言いますと,先程来指摘されていますように,当時友愛会とかですね。いろんな団体が名乗りをあげておった。しかし,そこにはお願いしなかったという経過があるわけですが,そういったものをクリアにするためにもですね。ぜひ,そういう再発防止をするための条件というものを整備していただきたいと思うわけでありますが,なぜ,私がそういうふうに申し上げますかといいますと,現在進行中の社会福祉法人もあるわけでございます。この間も指摘をしましたけれども,いろんなことを考えますとどうも納得いかないような問題もございます。例えば,当初の計画は全室個室という触込みでやったわけでありますけれども,話によりますと,個室にはかわりないけれども,果してプライバシーの守れるような個室になるのかどうかということについては,非常に問題があるというふうに私なりに判断をしているわけです。当初の計画と現時点では違う状況になっている社会福祉法人もあるわけであります。したがって,私は全協等もあるわけですから,計画が変わったのであれば,変わったなりに議会に報告する義務があるんではないかと私は思います。そうでありませんと,当初は全室個室といってですね,寄付集めしたり,いろんなことをやってきた。それがいろんな事情があってそうはならなくなった。しかし,入居する人は個別の部屋だというふうに思っているわけですね。ですから,そういったことを含めて入居する人達の条件が違うじゃないかというふうなことなども起きかねないわけでありますから,やはり,随時,議会の方に報告すべきではないかというふうに思いますので,特に今回議第105号にあるわけでありますけれども,用地買収をしようとしている社会福祉法人があるわけでありますが,ぜひ,今議会の全協の中でその計画変更,さらには基本財産,自己資金等々含めてですね,報告をしていただきたいというふうに思いますがいかがでしょうか。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  今までの経過をもう一度我々も調べながらさせていただきますが,今,小野寺委員のおっしゃった全室個室というのは,パーテーションで仕切ってそれぞれ1つの部屋にしているということで話になっておりますが,全室個室という計画で当初から進んで,我々の方でそういうふうに申し上げたかどうかの計画も調査をさせていただきたいと思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  小野寺委員。 ○小野寺建委員  全協で報告していただけるという理解でいいんですか。 ○渡辺弥寿雄委員長  横倉福祉部長。 ○横倉福祉部長  全体的な計画変更というのが,果してどういう形で当局側からお話し申し上げたかということの経過も調べさせていただいたうえで,検討させていただきたいと思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  それでは,地域交流型の総合福祉施設の補助関係についての質疑を一応終わりたいと思います。そして,総括的な質疑をお願いします。高橋嘉一郎委員。 ○高橋嘉一郎委員  424ページなどに出ているんですけれども,農業集落排水事業の決算なり,明細書が出ているわけですけれども,それなりの取り組み方をやって,それなりの住民から喜ばれていると思います。住民負担も条例によって軽減するというようなこういう大変市民から歓迎される取り組み方をやっていると思いますけれども,いろいろこれまで宝沢,中里,藤沢,上野,双葉というようなこと出ているわけでありますけれども,いろいろ要望がそれなりにそっちこっちからあるんじゃないかと思いますけれども,これからの計画ね。3カ年計画なり,どういう計画をやっているのか産業部長からお伺いしたいと思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  岸産業部長。 ○岸産業部長  事業につきましては,全体的には26集落を16処理区で一応やりたいとこういうふうな一応計画をもっているところでございます。  また,委員からお話ございますように,今,現在4カ所でもうすでに稼動してございます。さらに,2つの事業主体で工事中に入っているところでございますが,その後の計画とこういうふうなことでございますけれども,これについては平成9年度の重要事業と,こういうふうな中で漆房地区を,今,国の方に要望をしている。こういうふうなことでございます。今後の残った地区については,平成20年までの中で全部一応やりたいと,こういうふうな計画を持ってございますけれども,その中では漆房の次を山田地区とこういうふうな中で3カ年計画の方に入れて,国の方に採択の要望をやってまいりたいと,こんなふうに思っているところでございます。 ○渡辺弥寿雄委員長  高橋嘉一郎委員。 ○高橋嘉一郎委員  ぜひ,財政事情がいろいろ市の負担も大きいということもありますけれども,住民要求も大きいので,それなりの取り組み方を決めていただきたいと思います。  それから,市長に一言だけお尋ねしたいと思いますけれども,全体的な食糧費の使い方,これを去年が3割削減した。さらに,そこから3割削減するという大変前向きな取り組み方を市長が本会議でも答弁しているわけだね。これは大変良い進め方だと思いますけれども,先程,福祉部長が答弁した当時はやむを得ないというような,そういうふうにずっと踏襲するのか。それとも,そういう点も見直しするのか。悪い点は悪いと,そういう点で見直していくのかどうかお聞きしたいと思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  佐藤市長。 ○佐藤市長  食糧費については,前から当時の担当の方でも必要なものであったと,こういう理解のもとにやっております。今回のこういったものについて,3割,さらに3割というように削減の方針を打ち出しているものでございますので,そういった事情,この非難されるような理解されないようなものについては,なかなかこれはやっぱり相当考えていかなければならないと,こういうふうに思っておりますが,食糧費は,やはりこの前も申し上げましたように,その範囲内で必要なものについては予算化しながら,適正に適用していくとこのように思っております。 ○渡辺弥寿雄委員長  ほかにございませんか。加藤賢一委員。 ○加藤賢一委員  歳入の件でございますけれども,2ページ,市税のうちの固定資産税でございますけれども,いわゆる不納欠損額が4,400余万円,収入未済額が5億5,000余万円となっております。昨年度は,同じようにその欠損額が2,300万円,それで収入未済額が5億2,800余万円ということで,非常に固定資産税の収納率が非常に悪いとなっているわけでございますけども,3年に1回,また評価替えをなさるわけでございます。路線価,そして公示価格,さらに固定資産税評価額,売買価格とあるわけですけれども固定資産税評価額は公示価格の7割ということになっているわけでございます。そして,また平成9年度におきましては,また評価替えが行われるということでございます。そんなことで,非常に収入未済額を含めまして,非常にこういった金額が多いということの原因につきまして,まずひとつお尋ねしたいと思います。内容につきましてお尋ねします。まず,第1点でございます。  2点目ですが,先程,お話しましたように来年,いわゆる評価替えが行われると申しますと,今,国,自治省に対しまして非常に全国的にいろんな意味での地価下落のために,固定資産税の評価額を現状通り,または若干引き下げると,場合によっては負担調整でその問題を解決しろというふうになっているわけでありますけれども,いろんな一昨日の日本経済新聞の中にも,建物10%引き下げましょうという案も出ておりました。案といたしましては,むしろ末梢的なんでございまして,いわゆる今日的な経済状勢下,そしてまたデフレの中におきましては,なかなか土地問題を含めまして税金問題も非常に大きい問題かと思っております。そんな意味で地方といたしましてですね。非常に財源として大きいのでございますけれども,こういった経済状勢下の中におきまして,いろんな全国市長会でありますとか,いろんな各部署を通じまして自治省と協議しているのか。または協議する予定があるのか。そこら辺も含めまして以上2点を質問させていただきます。 ○渡辺弥寿雄委員長  鈴木財務部長。 ○鈴木財務部長  固定資産税関係,法人市民税に伴う,主な滞納原因でございますが,これにつきましてはバブル経済崩壊の影響などから,いまだ立ち直っていないということと,メーカーの海外進出に伴う発注件数激減による下請け製造業の落ち込み。さらには,郊外型小売店舗の展開に伴う,卸小売業の落ち込み。保証,弁償,倒産,借金などから債務の返済に追われるなど生活基盤が確立されていないことなどがあげられます。中でも,職業別で申し上げますと,サービス業が19.8%,卸小売業が21.0,無職が5.7%,建設業が12.0,製造業14.8,金融・保険・不動産が7.1というような形で滞納業種があるようでございます。これからは,こんな状況でありますのでひとつよろしくお願いしたいと思います。  それから,2番目の固定資産税関係の10%の件でございますが,これらにつきまして政府の税制調査会の方で検討中でございますので,その答えを待って対応してまいりたいと思いますので,こんな形で現在落ち度なく対応してまいりたいと思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  加藤賢一委員。 ○加藤賢一委員  今のご説明にありますように,非常に滞納状況が良くない。滞納状況といいますか,いわゆる収納状況が良くないということがございます。そういった意味で,平成9年度の評価替えは着々と内部事務が進んでいると思うのでありますけれども,これ以上悪くなる,当然評価額が上がれば,当然悪くなるわけでございますので,ただ単に確かに一地方自治体として,どうこうできる問題でもないと思います。山形の場合100分の1.4,それから都市計画税では100分の0.3ということでございますけれども,やはり,こういう収納状況を見ながら来年度の固定資産評価額というものを十分に考慮する必要があるのではないのかということを意見として付け加えておきたいと思います。そういった声がですね。全国,各市町村から出ていると思いますので,本当に最近の新聞紙上を見てますと,そういう答申がたくさんございます。そういった意味で,各首長さんはじめこの問題に真剣に時間的にないわけでございますけれども,取り組んでいただいて,ぜひ自治省の方といろいろ調整をしていただきたい。そのようなこともあえて意見として付け加えさせていただきまして,質問を終わりたいと思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  佐貫委員。 ○佐貫宏一委員  固定資産税についての関連ですけれども,いわゆる地方税法附則第15条の3第1項承継特例ということで,JR東日本,東海,西日本の3社が経営の安定ということで,固定資産税を半分減免されています。ところが,時限立法ですので今年度でこれが解けるわけですけれども,それが解けるのかどうか。いわゆる山形市としては,今,その収入が半分ですよね,JRの土地の,それが88万坪あって2,200万円は減免されていると,2,200万円というと私手にしたことがないので分からないですが,かなりでかいのではないかと感じがするんですけれども,これに関して,いわゆるとにかく時限立法これで終わりだというような運動をなさっているのかどうか。そこら辺の整備の状況を市における財政部内でのお話し合い,それがどういうふうになっているのか,お伺いしたいと思います。 ○渡辺弥寿雄委員長  鈴木財務部長。 ○鈴木財務部長  ただいまの質問でございますが,日本国有鉄道から当時平成元年度ですが,JRということで民営化なったわけでございますが,その時点でそれぞれのJRが所有しておった土地固定資産税につきまして,平成元年から平成8年度までですね,時限立法ということで固定資産税の2分の1軽減ということで,現在,山形市の方に固定資産税をいただいております。面積にしましては,土地が88万3,000m2ほどでございます。家屋が6万5,000m2ほどでございます。税額につきましては,これは守秘義務がございますので,正確には申し上げられませんが,2分の1の軽減でおおよそ2,000万円くらいでございます。これが現在のところ新聞によりますと,整備新幹線の方の財源に持っていきたいということで,この時限立法を廃止しながら,そういった市町村独自の固定資産税を整備新幹線の方に整備財源として持っていくと,そういうふうな一部の団体において検討されているようでございますが,先程の固定資産税の評価とか,いろいろな関連と同じように最終的には,今月の中旬以降に税制調査会の方でこういった結果が出ながら,法律の改正によって決まると思いますので,そういった動きを見守りながら対応してまいりたい。なお,これらの件につきましては各自治体もですね。それぞれの固定資産税という独自の財産でございますので,そういった財産がなくなれば地方財源の充実強化が図られなくなりますので,そういった財源については,これまでと同じように市町村の財源として課税していただきたいと,こんなことを東北税務協議会とか,市長会を通じながらお願いをしてまいりたいと,こんなふうに思っているところでございます。以上でございます。 ○渡辺弥寿雄委員長  佐貫委員。 ○佐貫宏一委員  整備新幹線出てきましたので,お話がしやすいですけども,だいたい全国で600億あるそうです。この600億の固定資産税の減免措置を政府ではそのまま続けていって,そしてJR各社からその固定資産税分のお金を出してもらって整備新幹線をつくるというようなお話でございます。しかし,山形の場合は別にそのおかげでなくて,県知事が1人で頑張ってますよ。新庄までね。新幹線つくると言って。そういうところはどうなんだと,そういうところの固定資産税も全部合わせて出させて九州の方の整備新幹線を作るとか,そういう意味ではちょっと違うのではないですかと感じるで,もっともっと見守っているんじゃなくて,運動しもらいたいんですよ。そこら辺どうなんですか。
    渡辺弥寿雄委員長  鈴木財務部長。 ○鈴木財務部長  これにつきましては,また我々自治省とか県からのなんらあつれきがございますので,そういった動きがあるということだけ新聞なんかで情報をキャッチしたというこでございますので,それがそういう話だとすれば,いろんな形でこれから運動を展開してまいりたいと,こんなふうに思っております。 ○渡辺弥寿雄委員長  佐貫委員。 ○佐貫宏一委員  大事なことを言ってるんですよ。固定資産税2,000万円入るか入らないかの問題を言っているんですよ。それがね,大きいんですよ。市長に申し上げますけども,こういうのは固定資産税というのは市の財産なんですから,収入なんですから,簡単にいうと。やっぱり,きちんと運動しなければいけないと思うんですよ。これは全部だと思うんです。山形市もね88万坪というお金,約2,200万くらいのお金が入らなくなるのですから,この運動を市長もきちんとやっていただきたいんですよ。 ○渡辺弥寿雄委員長  佐藤市長。 ○佐藤市長  運動をやってまいりたいとこのように思います。  ――――――――――――――――――― ◎連合審査会の設置 ○渡辺弥寿雄委員長  この際申し上げます。地域交流型総合福祉施設建設補助金につきましては,本決算委員会の中に,各分科会による連合審査会を設置してご審査をお願いしたいと思いますが,これにご異議ございませんか。加藤正委員。 ○加藤正委員  その前に,日程は厚生委員会は明日分科会ですね。日程上。これを破棄するわけですか。 ○渡辺弥寿雄委員長  厚生委員会は平常通りやるということで進めさせてもらいたいと思います。加藤正委員。 ○加藤正委員  厚生分科会も平常通りやって,そして,のちほど連合審査会ですか。これをやれということですか。 ○渡辺弥寿雄委員長  そのとおりでございます。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺弥寿雄委員長  ご異議ないようですので,そのように取り計らいたいと思います。なお,連合審査会は12月18日午前10時から開会したいと思いますので,皆様方のご協力をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。質疑ございませんですか。ほかに。浅野委員。 ○浅野泰孳委員  それでは,若干お尋ねしておきたいことがございます。最初に,交通安全対策とこういうことになろうと思うんですが,山形の行政区域の中で県道があるわけですけれども,県道の中でしかも歩車道が分離されていないという箇所が1カ所あるんですね。もっとあるかどうか分かりませんが,私の知っている範囲内では立谷川の橋は歩車道が分離されていない。非常に危険だと感じているんですが,この点についてはつまり橋なるものの管理者が県だと思いますけれども,県道ですから県であるわけですが,しかし,あそこは山形の市民も隣の天童市民もお互いに供用しているという立場もありますので,そういう意味では山形市の行政区域の住民が利用しているとこういう立場に立って,何らかの県に働きかけというものがあってしかるべきではないかと,こう思うんですけども,この点が1つです。  それから,もう1つは,ずっと今のところから南にまいりますと母子寮というのがあるんですね。出羽の母子寮というのは,大分歴史が古いわけですけれども,市長も言っているように,子育て支援しなくてはならないというのが,これからの新しい山形市のプロジェクトになっているわけですけれども,あそこの施設はきわめて老朽化をしている。こういう現状にあるんですね。ですから,そういったところに入居を希望したいといっても,ああいう老朽化しているところでは,希望者というのはいないのではないのかと思うんですが,今回の報告書の中にも出ておりますけれども,非常に少ない。したがって,これについては担当部長もおりますが,市長自らがエンジェルプランということで子育てを支援していかなくてはならない。そして,高齢化・少子化時代というものを乗り切っていかなくてはならない。こういうことを強調されているんですけれども,これらのことを一体どう考えているのかですね。  それから,もう1つは山寺に飛んでいきますが,ようやく今度所部から河原町方面に対する迂回路,これの用地買収がだいたい90%がた終わったようでありますが,しかし,ここで不安になっていることは,今度の迂回路は幅員が10m,この10mになってきますと,それでなくとも観光バスがどんどんくると観光バスが道路上に橋の上に止まっていると,こういうことで注意をしますと,我々は駐車場があるからと心配なく来て下さいと言われて来た。こういうことで,いつもそのトラブルの元になっている。こういうことを耳にしております。したがって,この迂回路が出て,来年度あたりから工事が始まると思うんですが,そういう対策をどうとっているのか。皆さんがたもご承知の通りに日本の中で,観光地で山寺くらい評判の悪いところはない。こういうことでありますから,成果報告書の中にもあまり出ていません。山寺のこと全然触れておりません。しかし,年間50万人を超える観光客があるわけですから,そういう意味で観光客に喜ばれる。そして,親しまれる観光地にして行かなければ困るのではないかとこう思うので,この点の考え方は,産業部長からひとつ答えていただきたい。こう思います。  ついでですから,もっと言いますが,私の近所なんですけれども,お陰様で今年の3月オープンした福祉センターですね。その隣には,霞城公民館があるんですけれども,西の方から入ってくるところがよく分からない。あそこで8月ですか。続けて交通事故が出ている。こういうことからしまして,進入場所がここだと,こういう表示を必要ではないかと申し上げてあるんですが,東の方は出たようです。東の方は昔の二中の入口ですが,これも分からないということで向こうの方は付けたようですが,西の方はまだ付かない。しかも,西の方が非常に交通量が多い。間違って福祉センターの裏側の方に車が入ってくる。バックしましてもなかなか出られないということになりますと,歩道を車が通って行く。そして,霞城公民館ないしは福祉センターの中に歩道の中から入ってくると,こういうことがままある。そういう点で入口というものを明確のしなさいよと,こういうふうに関係者の方に話してあるんですけれども,未だ出来ない。もう年が明けようとしています。そういうことでは困るので,この点は誰だろうね。福祉センターといえば福祉部,あるいは公民館といえば教育委員会。道路管理者といえば建設部長となるんですけれども,この点は市長の方からひとつ答えてもらいます。 ○渡辺弥寿雄委員長  大綱質疑ということで,分科会の審査の中でお願いします。浅野委員。 ○浅野泰孳委員  分科会といっても観光行政なんて言えないでしょう。だから,私言ってるんです。大綱だから簡潔に言ってるんです。 ○渡辺弥寿雄委員長  再度,検討してもらうということでいかがでしょう。分科会で検討してもらうということで。浅野委員。 ○浅野泰孳委員  分科会で誰かに言ってもらうのですか。誰かにね。分かりました。せっかく決算委員長にご苦労かけてますから,せっかくのアドバイスでありますので,以上でやめます。 ○渡辺弥寿雄委員長  分科会に付託するということでひとつご了承願いたいと思います。ほかにご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺弥寿雄委員長  ご質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  ――――――――――――――――――― ◎分科会付託 ○渡辺弥寿雄委員長  議第87号を付託案件表のとおり各分科会に分割付託いたします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      付託案件表 (総務分科会) 議第87号 平成7年度山形市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についてのうち一般会計歳入,歳出第1款,第2款(第3項,第8項を除く),第3款第5項,第9款,第12款,第13款,第14款,財産区会計,駐車場事業会計市民保養所事業会計 (厚生分科会) 議第87号 平成7年度山形市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についてのうち一般会計歳出第2款第3項・第8項,第3款(第5項を除く),第4款,第5款,第7款第2項,国民健康保険事業会計,老人保健医療事業会計交通災害共済事業会計小売市場事業会計 (産業文教分科会) 議第87号 平成7年度山形市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についてのうち一般会計歳出第6款,第7款第1項,第10款,第11款第1項,中央卸売市場事業会計農業集落排水事業会計 (建設分科会) 議第87号 平成7年度山形市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についてのうち一般会計歳出第8款,第11款第2項,区画整理事業会計公共下水道事業会計住宅団地造成事業会計 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○渡辺弥寿雄委員長  委員会は,12月19日午後1時に再開し,各分科会委員長の報告を求めることにいたします。  各分科会のご協力をお願いいたします。  ――――――――――――――――――― ◎散会 ○渡辺弥寿雄委員長  本日は,これをもって散会いたします。     午前2時27分 散 会...